１年の中で中古車が一番安い時期は6月～8月、一番高い時期は2月～4月です
１年の中で中古車が一番安い時期は6月～8月、一番高い時期は2月～4月です
皆さんは、1年間の中で中古車が一番安い時期をご存じでしょうか？
「中古車 いつ安い」「中古車 安い時期」などと検索すれば、様々なサイトでどの時期がどういった理由で中古車が安いのかを解説してくれています。
少しだけ、紹介しますと・・・
・決算期の3月、中間決算の9月は、ディーラーが決算直前のため新車を安く販売するので、その分中古車が多く出回り、中古車の流通量が多くなり、結果として価格が安くなる。
・4月、5月頃は、決算後であり、新生活も始まった後なので中古車の需要が減り、価格が下落しやすい。
・GWなど大型連休のあと（5月・9月など）は、連休前の行楽前の需要が収まり、価格が下落しやすい。
・ボーナスの支給前（5月・11月）は、まとまったお金が用意し難いため、需要が下がり、価格も下落しやすい。
・7月や12月はボーナス商戦でセールをしていることも
・お盆（8月）の時期は、縁起を考えて需要が冷え込む（だそうです。。）
・年式が古くなる1月は、単純に対象中古車の年式が一年古くなるため、価格が下がるから（だそうです。。）
などなど。。色々な説があって面白いですね。
確かに春先から夏くらいまでの時期が「中古車安い説」が多いので、大体その時期なんだろうな～と思っている方も多いかと思います。
でも、本当に中古車が一番安い時期っていつなんでしょうか？本記事ではこの「中古車はいつが安い」議論に完全に終止符を討ちます。
終止符を討てる根拠は明白で、「1年間を通して中古車全部の平均価格を集計したから」です。
それでは、「1年間を通して中古車全部の平均価格を集計したから」について、詳細の説明をしていきます。
1年間を通して流通している中古車の平均価格を集計してみた
結論を言いますと、中古車市場の全ての価格の平均値を取り続けて、平均価格の推移を集計すれば、実際に全体としての中古車が安く売られている時期がわかります。
当サイトでは、中古車流通量を毎週調査し、その平均価格変動を記録することで、1年間で中古車が一番高い時期、一番安い時期をグラフ化しました。
当然ながら、中古車全部で計算していますので、10万キロ越えの軽トラも、新車に近い状態の車も、高級車も軽自動車も、全てをまとめた平均価格ですので、個別の車種に通用する訳ではないです。
※個別の車両の価格推移は、当サイトの各車種のページで毎週更新しております。
平均値計算条件：
- ・情報取得時期：2019年6月～2020年8月
- ・修復歴無しの車両のみ対象（理由は特にないけどなんとなく。）
- ・価格が「応談」となっているものは集計対象外
- ・国産車・外車問わない
この条件で、だいたい毎週50万台～60万台が市場で流通しています。
ここからは、実際取得した情報をもとに作成したグラフで解説していきます。
1年間の流通量の推移は？
まずは、中古車流通量の年間推移グラフをご覧ください。
1年間の中で、2つ大きな山があるのがわかると思います。
1つ目は11月、そして2つ目は5月です。
どちらも、「決算期の3月、中間決算の9月」の約2か月後に流通量のピークを迎えています。
流通量に関して言えば、「決算期の3月、中間決算の9月」はどうやら確からしいということがわかります。
また、4月上旬はいっきに流通量が減っていますが、中古車販売店が、掲載情報の整理を行ったり、売れない在庫車両を廃車にしたり、新しい中古車の入庫に備えて、在庫の入れ替えを行う時期なのだと思います。
また、6月～9月頃にかけては、春先に仕入れた中古車が順調に掃けていき、在庫が減っていく時期と推測されます。
【結論】年間で中古車価格が一番安い時期は6月～8月、一番高い時期は2月～4月で決定！
それでは、肝心の1年間の平均価格の推移グラフになります。
グラフを見ていただければ一目瞭然ですね。1年の中で、綺麗な山なりのグラフが出来上がっています。これを見ると、
- 6月～8月頃が1年間の中の底値圏
- 2月～4月頃が1年間の中の高値圏
を示していることが明白です。
また、高値と底値の差を調べると、約8％程の開きがあります。
市場全体の平均値でも8％の開きがあるので、中古車の車種や程度によっては、購入時期をずらすだけで、数十万円もの差が生まれてしまう場合もありそうです。
冒頭に書いた通り、「ボーナスの前後」説とか「決算のあと」説などの説がありましたが、春先に関して言えば、あながち間違いではないのですが、秋～冬にかけては価格が上昇中の時期なので、「9月の決算時期」や「冬のボーナス前後」は、1年を通して見るとあまり安い時期ではないです。
また、2020年の夏は2019年の夏ほどに平均価格が下がっていないこともわかりました。
コロナ渦の影響によって中古車の需要に何らかの影響があるのか、または単純にインフレによるものなのか、引き続きウォッチして行きたいと思います。
まとめ
1年間で中古車の価格が一番安い時期、一番高い時期はいつか？ということについて書きました。
ただし、あくまで、全体の平均価格であり、2020年8月時点でいえば一部のミニバンなど、高騰を続けている車種も当然あります。
また、全流通量を対象としているため、中古車販売店によっては特別なキャンペーンを組んでいるところもあるでしょう。
中古車本体の価値と、実際の価格を自身の目でしっかりと見極めて、賢く中古車と付き合って頂ければ幸いです。
地元販売店が強い！！カーセンサーの査定・買取
カーセンサーでは、現在販売中の中古車をカタログとして掲載するだけでなく、中古車の査定・買取にも力を入れています。
カーセンサーの査定・買取システムの素晴らしいところは、全国津々浦々までの中古車販売店との繋がりを持っていることです。
カーセンサーに登録している中古車販売店の数は30,000店舗超。
＞＞ カーセンサー全国の中古車販売店検索
カーセンサーでは一括査定を申し込むと、大手の販売店のバイヤーだけでなく、申し込んだ地域・地元の中古車販売店からも手を挙げることができるのです。
地元販売店の査定額が強力な理由
一括査定を申し込むと、大抵は大手の中古車販売店の数社が査定を打診してくれます。
しかし、大手になればなるほど買取の査定は現在の一般的な市場の相場を参考に算出しがちになります。
何故なら、販売店のバイヤーには、直接的に対象の車を欲しがっている人が見えていないからです。
単純に「販売店のラインナップに加えるとしたらこのくらいの金額で」という感覚で市場の相場を参考にしながら査定額を弾き出しているだけなのです。
その結果、大手の中古車販売店からの査定額は良くも悪くもどんぐりの背比べ状態になってしまいます。
対して、地元の中小販売店が手を挙げる場合は、”同じ程度の中古車を探しているお客様”が明確に存在していて、すぐにでも販売したい、という意志を持って一括査定に参加してくる可能性があるのです。
「買取できれば、直ぐにお客様に売れる」ことがわかっていれば、在庫や保管スペースなどの煩わしい問題もなく、結果として市場相場よりも高額の査定額を出し易くなるのです。
大手の中古車販売店の査定額に納得できないのなら
大手の中古車屋さん数店舗から査定額を出してもらったけど納得がいかない、などの状況ならば、カーセンサーの一括見積りを通して、中小の販売店からの連絡を待つという作戦も良いと思います。
地元の中小販売店に対してよほど沢山のネットワークを持っていない限りは、個人で、車を欲している中小規模の中古車屋さんを探すのは至難の技になりますので、カーセンサー買取査定のサービスの力を借りることはとてもおすすめです。
任意保険の相場を知ろう！【無料見積あり】
任意保険は商談の中で必ず勧められます。あらかじめ保険額の相場を知らないと、店員さんに提案された保険が適正な価格なのかがわからず、迷ってしまうのです。
では、保険費用を少しでも節約し、適正な保険会社を探すにはどうしたら良いでしょうか。
答えは、中古車の相場を調べることと同じく、各社の価格を調べて比較すれば良いのです。
しかし保険相場は、加入者の等級・年齢・車種などが複雑に絡んで変動し、更に保険各社でも力を入れている等級・年代層にも差があるので、どの保険会社が良いとは一概に言い切れないのです。
無料で一括見積取得ができる【ズバット自動車保険比較】であれば、累計470万人以上に利用されている見積サービスなので、安心して自分に合った最適な保険会社を見つけることができます。また入力完了後、すぐに数社の見積比較も表示してくれます。
僕もそうでしたが、今まで保険料の見直しを行った経験が無いユーザほど、保険料を節約できます。統計では保険料の見直しでなんと保険料が年額平均35,000円も安くなったそうです。
自動車保険はガソリン代や車検代、税金などと同じく、車の維持費として欠かせないもの。
維持費を節約するためにも、【無料の一括見積】で一度保険料を比較してみましょう。
様々な観点で中古車価格をもっと調べたい
相場を遥かに下回る激安中古車を知りたいなら・・・
激安中古車ランキング
新車価格からの下落率が大きい中古車を知りたいなら・・・
コスパ最高？値崩れ車ランキング
値下がりを続ける中古車を知りたいなら・・・
相場下落ランキング
リセールバリューの高そうな中古車を知りたいなら・・・
リセールバリューの高そうな中古車ランキング
価格上昇中の中古車を知りたいなら
中古価格高騰ランキング中古車ブログをもっと見たい方はこちらからどうぞ
また、中古車について「こんな情報が欲しい」、「もっとここが知りたい」などの要望がありましたら下記コメント欄や問い合わせページよりご意見を頂けますと幸いです。