サービスキャンペーン適用でショックアブソーバーをレクサスディーラーにて無償交換してもらった話

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ショックアブソーバー故障の発覚から無償交換までの経緯

 12か月点検時にショックアブソーバーからのオイルのにじみを指摘される

筆者は2017年にレクサスGS450h(2010年式・当時で7年落ち・96,000km走行)を中古で購入しました。翌年に整備工場で12か月点検をお願いしたところ、整備員の方から、

「後輪両方のショックアブソーバーにオイルにじみがあります。良かったら交換しますか?。見積りだけはとっておきますね。」

との故障の指摘と交換の提案を受けました。ショックアブソーバーのオイルにじみは車検を通す上では影響はありませんが、車の乗り心地には大きく関わる部分です。

見積の概算額を聞くと、費用は10万円前後だそう。

どうしようか迷ったので、その場では、

「ちょっと検討させてください」

と返答し、ショックアブソーバー交換は保留としました。

 

ネット検索でサービスキャンペーン情報を発見

「ショックアブソーバーからオイルにじみ」同じような事例が無いか、まずはネット検索することに。

そこで見つかったのが、レクサス公式のWEBサイトで公開している

GS350など5車種 リヤショックアブソーバの保証期間延長

という情報でした。当時は、筆者は購入して半年あまりでしたが、新車登録日からは、8年経過、走行距離は10万㎞を超えていましたが、レクサス側の保証延長処置により、走行距離の制限は外れており、故障対象に該当。

今までレクサスのディーラーへは入ったこともないし、連絡したことも無かったのですが、これは、チャレンジしてみる価値あり!と思い、早速レクサスの最寄りのディーラーへ電話。

 

ディーラーでの無償交換はスムーズに完了

実際のオイルにじみが発生した状態のショックアブソーバー

ディーラーの営業の方とは、筆者が閲覧しているレクサス公式サイトのURLと現在の症状・車検証の情報を伝えると、スムーズに話が進みました。

  • まず最初に車を持ち込み、足回りに社外品装着などの改造がなく純正品であること、またキャンペーン対象の故障(不具合)か、のチェックを行うこと。
  • 交換対象と確認できたら、交換部品調達後に改めて交換作業をすること。

この2点の流れについて説明を受け、電話はおしまい。

最終的には、ディーラーの工場の混雑・予約状況のため、点検・交換作業まで約2か月かかりましたが、当初の流れ通り、スムーズに交換作業まで行って頂きました。

結果、レクサスディーラーへ訪問したのは、①事前チェック、②交換作業の2回のみで、費用は全てレクサス負担、無償での交換作業となり、12か月点検時に整備工場から提案を受けた交換費用が浮いた形となりました。

今回お世話になったレクサス公式サイトの情報ですが、これこそサービスキャンペーンとしてメーカーが掲載していた情報なのです。

認定中古車でもなく、普通に中古車販売店から中古車を買ったので、ディーラーとは無縁だと思いがちですが、こういった形でディーラーとの接点が発生する場合もあります。

 

そもそもサービスキャンペーンとは?

リコール・改善対策・サービスキャンペーンの3段階がある

サービスキャンペーンについて少し詳しく説明をします。

リコールという言葉は誰もが知っており、聞き慣れた言葉だと思いますが、サービスキャンペーンという言葉も国土交通省のホームページでキチンと定義されています。

引用:国土交通省ホームページより

回収・修理の種類について

リコール

リコールとは、同一の型式で一定範囲の自動車等又はタイヤ、チャイルドシートについて、道路運送車両の保安基準に適合していない又は適合しなくなるおそれがある状態で、その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、保安基準に適合させるために必要な改善措置を行うことをいいます。

改善対策

改善対策とは、リコール届出と異なり、道路運送車両の保安基準に規定はされていないが、不具合が発生した場合に安全の確保及び環境の保全上看過できない状態であって、かつ、その原因が設計又は製作過程にあると認められるときに、自動車メーカー等が、必要な改善措置を行うことをいいます。

サービスキャンペーン

サービスキャンペーンとは、リコール届出や改善対策届出に該当しないような不具合で、商品性・品質の改善措置を行うことをいいます。

この国交省の説明によると、

リコール改善対策は、主に安全確保の基準に適合できない、もしくは適合しない恐れがある、または安全確保上見過ごすことのできない状態を言います。

また、サービスキャンペーンは「リコール」や「改善対策」に該当しないけど、商品性・品質の改善処置を行う場合に適用されます。

この3段階とも、自動車メーカーは国土交通省への報告・届出義務があります。

リコールは報道されても、サービスキャンペーンはまったく報道されない

近年では、タカタ製エアバッグに代表されるような、安全性能や人命に大きな影響を与えるようなリコール情報は、自動車メーカーが公表、国交省への届出を行った段階で、多くの報道機関・メディアが報道するために、より多くのユーザーに情報が届きやすくなっています。

対照的にサービスキャンペーンに関しては、少なくとも筆者はニュースなどで見た記憶はないです。

その理由は明確でサービスキャンペーンの内容は、安全や人命に直接的な影響がほとんど無く、非常に細かい部分での回収情報が多いためです。

 

サービスキャンペーンの内容はちょっとした修正から部品の交換までさまざま

いくつかサービスキャンペーンの事例を紹介します。

事例1:ハリアー、クラウンなどのサービスキャンペーン

情報掲載ページはこちら

ハリアー・クラウンなどと聞くと、トヨタ車の中でも高級志向の車種ですね。

気になる中身を見ると、、、メンテナンスノート(要は説明書)の中のプラグや、デフオイルの交換時期の記載が間違っていたから、メンテナンスノートに「修正シール」を貼りますよ。とのこと。

車本体とは何ら関係ないです。。。

事例2:クラウンのサービスキャンペーン

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これも対象はクラウン。製造工場でとあるボルトを締め付ける工具の故障がのちのちに発覚したため、正常なトルクで締め付け直します。とのこと。

締め付け工具とそれを使用した車体番号まで管理しているのは、品質管理としては素晴らしいですね。

事例3:カムリ、プリウスなどのサービスキャンペーン

情報掲載ページはこちら

こちらは、ブレーキ系統のブースタやポンプ・ブレーキフルードを交換しますよ。というもの。1、2番目よりは症状としては少し重いですし、必要と判断された場合は部品交換も行ってくれそうです。

 

このように、サービスキャンペーンには直接は車本体に関わらないような軽微なものから、自費で行うと結構な費用がかかるものまで、様々な内容があるのです。

中古車ユーザーは自身でリコール情報を探すしかない

正規ディーラー店から新車購入した経験がある方なら、リコールなどを伝えるレターが自宅に届いた経験のある方も多くいらっしゃるかと思います。

ただ、中古車を購入した場合は、自動車メーカーは所有者の情報を知る術がなく、リコールサービスキャンペーン情報を直接ユーザーへ伝える方法が無いため、ユーザー自身が報道・ニュースを見て情報を知り得なければなりません。

ましてや、サービスキャンペーンについては、ニュースにはならないので、自動車メーカーのサイトで確認するしか知る術はないです。。。

将来的には、中古車の所有情報もメーカー側に知らせる(ユーザーが登録する・しないを選択できる)方法ができれば良いなと思います。

不具合や故障に直面したらまずはメーカーサイトで検索しよう

中古車に乗ってる上では、なにかしらの不具合や故障などが発生したときに、ディーラーの営業さんなどの相談相手がいないことは、デメリットのひとつです。

ただ、自身でメーカーサイトの情報を確認することで、補うことができます。

リコールもサービスキャンペーンも、安全対策や品質向上を担保する上では、新車・中古車の違いや、購入店舗がディーラー・中古車販売店であろうとまったく関係なく、車の所有者が受けられるメーカーのサービスなのです。

また先ほども紹介した国交省のページにも記載がありますが、

 リコール・改善対策の際には、安全確保の観点などから修理を必ず受けるようにしましょう。なお、道路運送車両法では、自動車ユーザーにもご自分の自動車が保安基準に適合するよう点検・整備する義務があります。この点からも、修理を受ける必要があります。

とのことで、リコール等の対策を行わないで、リコール対象部位に起因するような万が一の事故を起こしたりすると、法律上、所有者にもその責任がのしかかることも考えられます。

何か不具合や故障かな?と感じた時や、そもそも一度も所有している中古車について、メーカーサイトの「リコール」情報に目を通したことの無い方は是非この機会に一度目を通して頂くことをおすすめします。

もしかしたら、思いがけず、何かしらの部品を無償で交換してもらえる、なんてこともあるかもしれません。

知ってると知らないでは、修理費用の負担などに、大きく差が出てしまう場合もありえる重要な情報なのです。

 

メーカー各社のリコール・改善対策・サービスキャンペーン掲載ページへのリンクリスト

自動車メーカー各社のリコールとサービスキャンペーン情報のリンクを紹介します。

ご自身で準備するものは、車検証のみでOKです。

※いちいち車検証を車から取り出すのが面倒な方は、スマホなどで写真を保存しておくと楽ですよ。

車検証に記載の車種と車体番号さえあれば、誰でも該当有無やすでに対処済みかどうか?の検索ができますので、まだ一度も検索したことない方は是非ご確認ください。

メーカー各社のリコール・改善対策ページのリスト

メーカー各社のサービスキャンペーンのリンクリスト

地元販売店が強い!!カーセンサーの査定・買取

カーセンサーでは、現在販売中の中古車をカタログとして掲載するだけでなく、中古車の査定・買取にも力を入れています。

カーセンサーの査定・買取システムの素晴らしいところは、全国津々浦々までの中古車販売店との繋がりを持っていることです。

カーセンサーに登録している中古車販売店の数は30,000店舗超
>> カーセンサー全国の中古車販売店検索

カーセンサーでは一括査定を申し込むと、大手の販売店のバイヤーだけでなく、申し込んだ地域・地元の中古車販売店からも手を挙げることができるのです。

地元販売店の査定額が強力な理由

一括査定を申し込むと、大抵は大手の中古車販売店の数社が査定を打診してくれます。

しかし、大手になればなるほど買取の査定は現在の一般的な市場の相場を参考に算出しがちになります。

何故なら、販売店のバイヤーには、直接的に対象の車を欲しがっている人が見えていないからです。
単純に「販売店のラインナップに加えるとしたらこのくらいの金額で」という感覚で市場の相場を参考にしながら査定額を弾き出しているだけなのです。

その結果、大手の中古車販売店からの査定額は良くも悪くもどんぐりの背比べ状態になってしまいます。

対して、地元の中小販売店が手を挙げる場合は、”同じ程度の中古車を探しているお客様”が明確に存在していて、すぐにでも販売したい、という意志を持って一括査定に参加してくる可能性があるのです。

「買取できれば、直ぐにお客様に売れる」ことがわかっていれば、在庫や保管スペースなどの煩わしい問題もなく、結果として市場相場よりも高額の査定額を出し易くなるのです。

大手の中古車販売店の査定額に納得できないのなら

大手の中古車屋さん数店舗から査定額を出してもらったけど納得がいかない、などの状況ならば、カーセンサーの一括見積りを通して、中小の販売店からの連絡を待つという作戦も良いと思います。

地元の中小販売店に対してよほど沢山のネットワークを持っていない限りは、個人で、車を欲している中小規模の中古車屋さんを探すのは至難の技になりますので、カーセンサー買取査定のサービスの力を借りることはとてもおすすめです。

任意保険の相場を知ろう!【無料見積あり】

任意保険は商談の中で必ず勧められます。あらかじめ保険額の相場を知らないと、店員さんに提案された保険が適正な価格なのかがわからず、迷ってしまうのです。
では、保険費用を少しでも節約し、適正な保険会社を探すにはどうしたら良いでしょうか。

答えは、中古車の相場を調べることと同じく、各社の価格を調べて比較すれば良いのです。
しかし保険相場は、加入者の等級・年齢・車種などが複雑に絡んで変動し、更に保険各社でも力を入れている等級・年代層にも差があるので、どの保険会社が良いとは一概に言い切れないのです。

無料で一括見積取得ができる【ズバット自動車保険比較】であれば、累計470万人以上に利用されている見積サービスなので、安心して自分に合った最適な保険会社を見つけることができます。また入力完了後、すぐに数社の見積比較も表示てくれます。

僕もそうでしたが、今まで保険料の見直しを行った経験が無いユーザほど、保険料を節約できます。統計では保険料の見直しでなんと保険料が年額平均35,000円も安くなったそうです。

自動車保険はガソリン代や車検代、税金などと同じく、車の維持費として欠かせないもの

維持費を節約するためにも、【無料の一括見積】で一度保険料を比較してみましょう。

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